自社の株式を定期的に評価(算定)していますか?現在の自社の株式の時価がいくらなのかご存知ですか? 上場企業の株価は証券取引所で日々売買されているので誰もが確認することができますが、非上場企業の株価は公に取引されるものではないので、定期的に評価しておかないとその時価を確認することはできません。 |
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誤解されがちなのは、会社設立時に出資した金額が株式の時価だと認識されているケースが 少なくありませんが、実はそうではないのです。 |
簡単に説明すると会社を守るために必要なことなのです。会社を守るということは、会社を 継続させる、事業を次の世代に引き継ぐという ことです。 事業承継という言葉がそれにあたります。 ゼロからスタートして築いた大切な会社も、 親から子へ、社長から後継者へバトンタッチがうまくいかないと衰退してしまいます。 |
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社長にとってご自身の家族を守ること、従業員とその家族を守ることは、どちらもかけがえのない大切なことです。この大切なことを守るために、事業承継はスムーズに進めないといけません。 かつて信じていた古参の社員を社長にした途端、会社からオーナー一族の影響力を排斥しようとする事例も実際にあるのです。身を粉にして働いて築いた会社も、経営を任せる後継者の選定を誤ると、ご家族も、社員や社員の家族も不幸になってしまいます。中小企業であっても、経営者と資本家の分離は可能です。優秀な社員から社長を抜擢し、オーナー一族は大株主として会社を守ることもできます。それゆえに、自社株式の承継は慎重に行わなければならないのです。 その一歩として、今度の決算が終わったら、まずは自社株式の評価をしてみませんか!? |